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河崎医院たより「あけび」2017年5月 98号 特集『緑茶の効用/便秘のタイプ』

新緑の季節5月です。今回は茶摘みの歌でも知られる八十八夜の5月が収穫期である、馴染み深い「緑茶の効用」をとりあげます。改めて緑茶を見直しましょう。


 

■ 緑茶の効用

様々な緑茶の特徴を知りましょう。

日本人にとって切り離せないお茶といえば「緑茶」です。緑茶は茶葉を摘み取ったらすぐに加熱して発酵を止める「不発酵茶」に分類されます。ウーロン茶などは少し発酵させた後に加熱する「半発酵茶」、紅茶は完全に発酵させた後に加工する「発酵茶」です。不発酵茶はすぐに発酵を止めているので、茶葉が緑色のままに保つことができるため「緑茶」と呼ばれます。緑茶は収穫した茶葉を蒸し、茶葉の形を整えながら乾燥することで作られます。この蒸すという加熱方法を取っているのは日本独特の製法で、世界的にも珍しいとされています。緑茶の種類をご紹介しましょう。

・煎茶:日本茶の生産の7割を占める代表的な緑茶です。新茶を摘んですぐに蒸し加熱し、揉み潰すという最も一般的な製法で作られます。上級品ほどうま味や香りが良く、食後だけでなく、和菓子などと一緒にお茶請けとして飲むと大変美味しいお茶です。

・深蒸し茶:煎茶に比べると蒸して加熱する時間が長く、渋みが抑えられて甘めの味になります。製造中に葉が細かくなりやすく、粉が多いのも特徴です。

・玉露:新芽に覆いをかけ、日光を浴びないようにして育てた茶葉を使って製造され、緑茶の最上級茶です。ぬるいお湯で入れるとうま味が豊富で、リラックス作用があります。

・番茶:名前は「番外のお茶」という意味で、本来の採取時期を過ぎ、夏の日差しで硬くなった葉や茎を原料とするので渋みがあります。大衆茶ですがさっぱりした味です。

・玄米茶:番茶に炒って狐色になった玄米を混ぜて作ったお茶です。香ばしさが特徴です。

・茎茶:煎茶を作成する際に取り除かれた茎や若枝をお茶にしたもので棒茶とも呼ばれます。

・ほうじ茶:番茶や茎茶を焙煎したお茶で、苦味や渋みが薄れ独特の香りが生まれます。

緑茶で心身を健康にしましょう。

緑茶には様々な成分を含まれ、心身の健康に大変良い効果があることが分かっています。以下に紹介しましょう。緑茶はノンカロリーですので積極的に飲んで下さい。
・渋み成分のカテキン:抗酸化作用という若返り効果があります。LDLコレステロールを低下させ、体脂肪を減少させます。また虫歯予防や抗ウイルス効果も有名です。

・苦み成分のカフェイン:眠気覚ましや記憶力などのアップ、持久力増加や利尿作用、二日酔い防止作用など多様な効果があります。

・甘み成分のテアニン:神経細胞保護作用や、うま味のためにリラックス効果があります。

・ビタミンC:美肌作用、カゼ予防、ストレス解消効果などがあります。

・ミネラル:豊富なミネラル(カリウム・カルシウム・マンガン・ナトリウム・銅・亜鉛・フッ素・セレン・ニッケル・モリブデン)を含んでいます。亜鉛などは大人も子供も不足がちです。緑茶は小さな子供にも安全な飲料ですからしっかり飲ませて下さい。
する。

 

■ 便秘のタイプ

便秘の悩みは女性だけではありません。特に高齢になるにつれて男性にも増加がみられ、80歳以上になると男性の方が多くなってきます。また、お子さんがいる方は子供の便秘にも気をつけておきましょう。今回は便秘のタイプと解消法を紹介したいと思います。

便秘とは

通常食べたものは3~4時間で胃から腸へ移行します。そして小腸で栄養素が吸収され、大腸では水分が吸収され蠕動運動により便が排泄されます。週に3回未満しか排便がない状態やコロコロ便、力んでも少量しか出ない、すっきり出た感じがない、腹部の不快感などを感じることを便秘と考えます。

便秘のタイプ

・便の通過が遅い便秘・・・大腸での便の流れが悪いと水分がどんどん吸収され便が固くなり排便しにくくなります。ホルモンの影響もあり、女性に多いタイプです。

・排便の力が弱い便秘・・・肛門や直腸に便が溜まるとその周辺の筋肉が緩んで外に排出しようとします。しかし、年齢が上がるに伴ってみられる筋力の衰えは、肛門周辺の筋肉にも同じくみられ、便は溜まっているのに排出する動きができなくなってきます。高齢者や男性に良く見られます。

・不規則型の便秘・・食事時間や食事量が不規則であったり、生活リズムが不規則であったり、便意が来ても我慢をしてしまうなど、若い方にもよく見られる便秘です。便意はタイミングを逃すと感じにくくなり、より悪化します。

・こどもの便秘・・・おむつからパンツに替わる時期や、ひとりでトイレに行く時期などに排便の習慣がしっかりできてなかったり、食生活の習慣の乱れ、学校やお友達といる中で便意を感じても我慢をしてしまうことが原因として考えられます。

便秘対策

・食生活・・・便をつくる食事はとても大切です。1日3食を決まった時間にとる。野菜、きのこ、海藻などの食物繊維を多く含むもの、納豆、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品を多くとるようにこころがけましょう。

・運動・・・体を動かすことで血流がよくなり内臓の働きが高まります。また、気分転換、ストレス解消にもなり腸の不調を和らげます。腹筋や背筋、骨盤底筋など排便に関する筋肉を鍛えるのも大切です。

・排便の姿勢・・・和式のトイレのしゃがむ姿勢は直腸と肛門が一直線になり排便に最も適しています。洋式の座った状態だと便は出にくいので、すこし前かがみになるとよいでしょう。

 

 

■ 今月のおすすめ 

食べるローズヒップティー。

ローズヒップにはビタミンC、P、E、Aといった豊富な栄養素が含まれます。抽出したお茶にはこれらの栄養素はやく30%ほどしか含まれません。こちらのローズヒップティーは完全無農薬なので食べても安心。お茶を出した後の実にヨーグルトや蜂蜜をかけてお召し上がりください。美白、美容効果、抗酸化作用はもちろん、便秘対策にぴったりです。

rosehippu.jpg

¥1,944(税込)

5月は診察時間の変更はありません
6月3日(土)  休診
6月10日(土)  13時30分まで

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