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河崎医院たより「あけび」2016年5月 86号 特集『パーキンソン病/日焼け止めの知識』

新緑がまぶしい5月です。GWはじめ行事も多い爽やかな季節ですね。今回のあけびは中高齢者を中心に増加している「パーキンソン病」を特集します。


 

■ パーキンソン病

パーキンソン病の代表的症状

パーキンソン病はドパミンという脳の伝達物質が減少することによって運動機能に障害が出てくる疾患です。ドパミンは体の動きをスムーズにしたり、体のバランスを保つなどの役割があります。若い年代での発病もあるものの、50歳以上での発症が多くみられ、日本には約15万人の患者がいるとされています。パーキンソン病では4つの特徴的な身体症状が現れますので、一緒にみていきましょう。
(1)手足の震え:安静時に強く認められ片側から始まるのが特徴。
(2)筋固縮:筋肉が固くなって、動かそうとすると抵抗がみられる。
(3)動作の緩慢:動作がゆっくりで、歩幅や手の振りが小さく、歩行も遅くなる。
(4)姿勢反射障害:進行すると現れる症状で、ちょっとしたことで転倒しやすくなる。
これらの運動症状以外にも抑うつや不安、睡眠障害、頻尿、立ちくらみ、便秘、臭覚障害などがあり、上記症状と併せて総合的なパーキンソンの症状群を形成しています。

最近のパーキンソン病の経過

パーキンソン症状は何年もかけてゆっくりと進行していく疾患です。その進行度合いはヤール分類という方法で1~5段階までに分類されています。1~3度は動きに制限があるものの自立した生活が送れる状態で、4~5度は介助が必要となる段階です。パーキンソン病は神経患者の中では患者数が最も多いため、近年新薬がどんどん開発され、適切な治療を早期の段階からしていけば、発症から年数を経過しても大きな支障なく生活することも可能になってきました。早期の症状として最も出やすいのが手足の震えです。安静時に震えるのに、動作時には返って改善するのが特徴です。パーキンソン病以外で現れる振戦は動作時に増強することが多く、そこが鑑別点になっています。手足の震えが心配な方は早めに医療機関にご相談下さい。

パーキンソン病の治療

パーキンソンの治療は薬物療法が中心です。根本的に治してしまう治療法はありませんが、動きが改善して、長期使える薬が沢山あります。パーキンソン病の治療の中心は2つあります。1つはL-ドパで、体内のドパミンに変化して不足しているドパミンを補うことから速効性があり、治療効果が高いことが特徴です。そのため中程度以上のパーキンソン病に適しています。2つ目がドパミンアゴニストといってドパミンに似た働きをする薬です。効果がやや弱く、ゆっくりと効くので1日中穏やかで安定した効果が得られます。L-ドパよりも効果が弱いので、初期の治療で使われ、進行してきたらL-ドパと併用していきます。
また脳深部刺激療法(DBS)という手術療法もあります。上記の薬で症状をうまくコントロールできなくなった場合などに検討されますが、対象になるのは患者の10%程度で、症状を軽くするだけなので、OP後も薬物療法と併用していきます。また症状を悪化させないようなバランスや筋力や柔軟性を保つ運動療法も推奨されています。

 

■ 日焼け止めの知識

5~8月にかけては紫外線量がもっとも増える時期です。もちろん、冬でも紫外線は夏の半分ほど降り注いでいます。紫外線はシミやしわになるだけではなく皮膚炎や皮膚がんの原因にもなりかねません。しっかりと防いでいきましょう。

紫外線と日焼け止め

紫外線はA波とB波の二種類があります。A波は皮膚の深いところの真皮まで到達し、細胞を傷つけ皮膚の黒化や弾力を失わせシミやしわの原因になります。A波は紫外線の90%を占めています。曇りの日や屋内でも窓ガラスなどを透すので注意が必要です。徐々に皮膚の奥にダメージをもたらし皮膚の老化を進行させます。B波は皮膚表面で反応し赤く炎症を起こします。長時間、屋外にいるとみられる赤くなる日焼けはB波のしわざです。これらの予防効果を表す指数がSPFPAです。SPFは最大値が50。B波、PAは(プラス4++++)まであり、予防効果を表します。これからはSPFやPAの数値をチェックするようにしましょう。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤

紫外線吸収剤は皮膚表面で紫外線をエネルギーに変換し、皮膚への侵入を防ぎます。白浮きせず他の化粧品とも混ざりやすく付け心地もはさらっとしています。しかし、皮膚が敏感な方には刺激に感じることがあったりA波に対応できるものが少なく、時間とともに効果も薄れるのでこまめな塗り直しが必要です。紫外線散乱剤は紫外線を皮膚表面で反射させて紫外線の侵入を防ぎます。紫外線A波もB波も防ぎ、長持ちし、肌への刺激が少ないのですが、塗った時のベタつきや肌が白浮きしてしまう欠点があります。

日焼け止めの選び方ポイント

日焼け止めは皮膚のタイプや使用する時間などによって選びましょう。紫外線吸収剤と紫外線散乱剤との組み合わせ方も皮膚の弱い方には重要です。

・仕事やスポーツなど一日中外にいる・・・SPF、PAともに高いもの・紫外線吸収剤と散乱剤が配合されているもの

・通勤、通学、家事など普段の生活・・・A波がしっかり防げる紫外線散乱剤の入ったもの

・皮膚の弱い方・・・紫外線散乱剤のみのもの

塗り方ポイント

パール粒1個分をとり顔のおでこ、頬、あご、鼻に置き、顔全体になじませ、もう一度パール粒1個分を重ねづけします。腕や体は容器から線上に出し、円を描くように伸ばしていくと隙間なく塗ることができます。

・日焼けしやすいのはココ!!・・・鼻、頬骨、肩

・塗り忘れやすいのはココ!!・・・耳・小鼻のわき・まぶた・うなじ・手足の甲・ひざ裏

 

■ 今月のおすすめ

《ドューエ(日焼け止め)》

デューエは紫外線吸収剤と紫外線散乱剤が配合されおり、強い紫外線からしっかりと肌を守ってくれます。特に肌が弱い方には紫外線散乱剤のみを使用したノンケミカルタイプもあります。赤ちゃんにも使える敏感肌用の日焼け止め乳液もあります。試供品もご用意してありますのでぜひお試しください。

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40g
¥2,200(税抜き)

5月は診察時間の変更はありません

6月4日(土) 休診

 

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