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河崎医院たより「あけび」2016年4月 85号 特集『爪の健康/恥ずかしくない尿漏れ』

桜をはじめ、様々な花が咲き乱れる美しい4月です。今回のあけびはネイルアートで最近注目が集まる「爪の健康」をお送りします。身近な問題ですから一緒に考えましょう。

■ 爪の健康

【様々な爪の異常】

爪は皮膚の一部であることをご存知でしょうか。表皮の角質層がケラチンというたんぱく質に変化したものが爪です。爪は指を保護し、指の力を強くすると共に、指の動きのバランスを取ります。もし手の指に爪がなければ細かな作業が困難ですし、足の指に爪がないとつま先に力が入り難くなるというように、かなり重要な働きをしています。爪は健康のバロメーターでもあり、様々な疾患の症状としても現れてきます。

(1)爪白癬:水虫の原因菌である白癬菌が爪に入り込んで感染した状態で、爪が白濁してきます。水虫が住みつきやすい足指の爪に多発します。症状はありませんが他の指爪に感染が移ってくるので、早めの治療をお勧めします。

(2)陷入爪:爪を短く切り過ぎると爪の先が皮膚に食い込んで痛くなります。たまに感染を合併して化膿することもありますので、痛みがあれば早めに消毒などをしてください。

(3)巻き爪:陥入爪がさらに進行して、爪が横方向に巻き、爪の先がぐるりと渦巻きを描くようになることもあります。皮膚への食い込みが強いので激しい痛みをともないます。ひどい場合には皮膚科にご相談下さい。

(4)爪甲剥離症:爪の表面が薄く浮き上がって剥がれる、いわゆる二枚爪です。爪の先端から剥がれ始め、徐々に剥がれる範囲が広がっていき、爪が剥がれた部分は黄色っぽくなるのが特徴です。過剰なダイエットや貧血などで見られますが、ネイルをすることで爪が常時乾燥したり、削ったりすることも原因の一つと考えられています。

(5)慢性疾患からの爪の異常:重篤な肺疾患や心臓疾患で血中酸素が不足してくると、爪が丸く盛り上がると共に指の先端も大きく丸くなって太鼓のばちのようになる「バチ状指」が見られます。慢性の貧血では爪が変形して反り返り、中央がへこんでスプーンのような曲線を描く「スプーン爪」になることがあります。また長年の糖尿病でコントロールが悪い状態では、爪の表面が白く濁ったり、痛みをともなわずに爪が自然と剥がれ落ちることがあります。日頃から爪を観察するクセをつけましょう。

 

【自分でできる爪ケア】

爪ケアの第一歩は爪きりです。最もしてはいけないのが深爪と爪の角を丸く切るバイアスカットで、陷入爪の大きな原因です。爪が指の皮膚をしっかり覆っていることが重要ですので、爪角を四角く切るスクエアカットがお勧めです。爪が変形しないように自分に合った靴を履くことも大切ですね。また足は常に足指間まで石鹸で綺麗に洗い、爪周辺の角質もこすって失くしましょう。その時に十分に水分をふき取ることが大切です。拭き残すと雑菌がつきやすくなります。そしてバランスのとれた栄養値の高い食べ物をしっかり摂取するようにしましょう。上記の爪に変形をもたらすような慢性疾患のある方は医療機関に通院して、原因疾患をしっかり治療するようになさってください。

 

■ 恥ずかしくない尿漏れ

春先に尿漏れ症状を訴える方は少なくありません。尿漏れは咳やくしゃみをした時に起こることが多いのです。つまり、冷える冬や花粉症の発症するこの時期、訴える方が増えてきます。症状は簡単なトレーニングでかなり改善されるので紹介します。

尿もれ症状とは

尿漏れは大きく2つのタイプがあります。

・腹圧性尿失禁・・・くしゃみや咳をした時や急に立ち上がろうとした時などお腹に力が入った時に尿もれが起こります。骨盤底筋といわれる膀胱や尿道、子宮や直腸を支えている骨盤の底にある筋肉が加齢や出産などによって緩むことが原因とされています。

・切迫性尿失禁・・・トイレに行く途中や下着をおろしているとき、水を触ってるときなどに突然尿意が起こり我慢できずに漏らしてしまいます。脳と膀胱の情報伝達がうまくいかず膀胱が勝手に収縮してしまい起こることが主な原因です。このような膀胱の状態を過活動性膀胱と言います。

・混合性尿失禁・・・腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁の二つが合わさったものを言います。このような症状は高齢になると多くみられます。

恥ずかしくはありません

40歳以上の女性の3人に一人は尿漏れを経験していると言われています。男性より女性の方が尿道が長いことや妊娠によって骨盤底筋が伸ばされる為、女性の方が発症しやすくなります。しかし、年だからと言ってあきらめることはありません。次に紹介するトレーニングや過活動性膀胱には薬もあります。気になる症状があれば一度受診し相談してみましょう。

効果あり!!骨盤底筋トレーニング

①仰向けに寝て膝を曲げて足を肩幅にひらき、全身をリラックスさせます。

②その姿勢で肛門や膣に力を入れて閉じるような感覚。骨盤底筋を引き締めます。力を入れてゆっくり3~5秒キープ。ふっと力を抜いて、また5秒キープ。という具合に繰り返します。

・10回を1セットで2~3回行って下さい。きつい方はできる範囲で。毎日つづけることが大切です。慣れてきたらどんどん回数を増やしていきましょう。
立ったままの姿勢や椅子に座った姿勢でもできます。待ち時間やテレビのCMの時間などを活用して生活の中に取り入れていきましょう。

簡単!膀胱トレーニング

トイレに行きたいと尿意を感じてもすぐにトイレに行かず、1~5分ほど我慢しましょう。膀胱が過敏に反応するのをおさえ、ある程度まで膀胱に尿を貯めれるようにする訓練です。一回の排尿量は2~300mlくらいが目安です。無理に我慢はせず、家や職場などすぐにトイレに行ける状況で行ってみてください。

 

☆☆☆ 骨盤底筋を鍛えることで骨盤内の血行もよくなり、便秘や冷えの改善、インナーマッスルを強くするので代謝アップや腹筋・背筋も引き締まり姿勢改善など期待できることがたくさんあります。

■ 今月のおすすめ

《骨盤底筋トレーニング》

今回紹介したトレーニングはリハビリ室で詳しく説明させていただきます。当院は女性スッタフがすべて対応させていただいております。パンフレットもご用意してありますのでお気軽にお立ち寄りください。

 

4月は診察時間の変更はありません
4月から水曜日が休診になり、
木曜日午後4~6時の診察が始まります(担当医 日笠)

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