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河崎医院たより「あけび」2012年2月 35号 特集『花粉症 / お灸 Ⅰ』

立春の2月です。まだ名ばかりの春で寒さが強いですが、確実に陽気のめぐりは良くなってきています。今年も花粉症の時期が近くなってきましたので、今回と次回のあけびでは「花粉症」を特集します。一緒に勉強しましょう。

■ 花粉症 Ⅰ

2012年のスギ花粉症予想

2012年の長期天気予報によると2月の気温は平年並みです。地球温暖化もあって、年々スギ花粉の飛散時期は早まる傾向にありますが、今年度の近畿地方では2月中旬頃から飛散がはじまると見られています。2011年10月にウェザーニュースが発表した予想では、昨年の猛暑はその前年に比べるとましで、日照時間が少なかったこともあり、全国的に2012年のスギ花粉の飛散量は2011年より30%程度~やや減少し、平年並みとの予想になっています。といっても油断大敵ですので、しっかり予防をしましょう。

花粉症はどうしておこるの?

花粉症はアレルギー疾患の1つで、花粉を異物として認識して免疫反応が起こり、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼の痒さなどの症状がおこってきます。元来何らかのアレルギー素因のある人におこりやすいとはいえ、何もそのような傾向がないのに、ある日突然におこってくることもめずらしくはありません。大気汚染や食品添加物、様々な農薬や化学肥料など現代社会には人類が作り出した異物であふれています。このような物質に対して許容する体の感受性がいつ暴発するかは誰にも推し量れません。新たに花粉症を獲得しないためには春に花粉を吸い込まない様にしっかり予防をしていくことが大切です。一旦アレルギーがおこりだすと花粉症だけではなく、アトピー性皮膚炎や喘息、じんましんなど様々な症状をおこしてくることも決してめずらしくはありません。

花粉症の主な症状

春季花粉症は2月~4月のスギ花粉を皮きりに、4月~5月はヒノキ花粉、6月~8月はカモガヤなどのイネ科花粉と飛散していきます。花粉の飛散時期は季節の変わり目で、寒暖の差が激しいこともあり、カゼと症状を間違えたり、カゼを引いたまま花粉症に移行する人も多くいます。花粉症の症状としては1週間以上経っても症状の改善がなく、花粉の飛散時期に一致する。鼻のかゆみが強く、そのためにくしゃみを連発する。最初の頃の鼻汁は水様性で透明なことが多い。目のかゆみを伴う。高熱は伴わないなどの特徴があります。しかしこれ以外にも頭が重い、倦怠感、皮膚が痒い、咽頭部痛など花粉症状は多様で、個人差も大きいものです。漢方は個々の体質や病態を見ながら細かく処方していきますので、通りいっぺんの治療にはない、自身の症状に合った治療を受けることができ、満足度が高いものです。
次回のあけびでは東洋医学的な花粉症治療についてお話しましょう。

 

 

■ お灸 Ⅰ

最近、お灸が女性のなかでひそかなブームを起こしていると先日テレビで特集されていました。冷えの改善や免疫力アップなどお灸の得意な分野です。お灸とはどういうものか、どのように使用すればよいかを紹介したいと思います。

お灸って・・・

お灸はヨモギから作られる『もぐさ』に火をつけて行う昔から家庭で行われてきた民間療法です。現在では、直接肌をやかないお灸や火を使わないお灸など、使用しやすいものが販売されています。

お灸の効果

お灸は温熱効果で体を温め、血行を良くしたり、水分代謝を高めます。また、その刺激によって自律神経を整えたり、免疫力をアップさせます。特に冬場は体を温めるお灸はとてもおすすめです。

お灸の種類

もぐさを直接肌の上で燃やす直灸(じかじゅう),、肌ともぐさの間に生姜などを挟む隔物灸、長い棒状にもぐさを固めた棒灸、箱や専用の容器に多めのもぐさを入れて使う箱灸(はこきゅう)。もぐさの種類も使う方法によって異なります。直灸などは弱い熱の出る細かいもぐさ、箱灸など熱を多くつかいたいときは粗いもぐさを使います。

お灸の使用

肩こり、冷え、むくみ、など様々な症状を改善します。痛いところや気になる部分だけだはなく全身の調整にもなります。また、ツボに置いていただくとより効果を発揮します。次号で症状別のおすすめのツボを紹介したいと思います。お家でお灸をされるときは火傷、火の始末には十分気をつけてください。また、妊婦やご高齢の方は注意が必要なので、医師や鍼灸師に相談してからご使用ください。

 

■ 今月のおすすめ

絹のしずく入浴剤/せっけん

絹から生まれた保湿成分セリシンと、美肌のハーブとして知られるハトムギから抽出したオイルの入った、入浴剤とせっけんです。入浴剤は乳液のようベールが肌を包み込みしっとり、デリケートな肌にもやさしい無香料・無着色の入浴剤です。
せっけんは精製高級脂肪酸石鹸 なのでしっかりと泡立ち、肌をやさしく洗顔できます。全身が肌あれしがちな敏感肌の方におすすめです。

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入浴剤 \500
せっけん \1.050

2月は診察時間の変更はありません。

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