体の内にある水分成分そのものを、東洋医学では津液(しんえき)と呼んでいます。それは、体液のみでなく汗、消化液、大小便の水分、唾液なども含んでいます。津液には2つの作用があり、1つは皮膚や粘膜、毛髪などに潤いを与えること、2つ目は血液中に絶えず水分を補給し、血液が適当な粘稠度で全身を循環するよう働く事です。
東洋医学では水の代謝を、現代医学とは違う独特の考え方をします。飲食物として体内に入った水は、脾胃と呼ばれる消化管の働きにより必要な水分は吸収されます。そして水蒸気の様なものに変えられて、臓腑や体の表面
に配布されそこに潤いをあたえます。また一部の水は血液へと姿を変えてゆきます。そして飲食物の内の不要な水分は、膀胱に入って体外に排泄されたり、また汗としても排泄されます。この様な水の吸収代謝のシステムに滞りが生じると、様々な病気が起こってきます。
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